大屋根と焼杉の家 concept 外観は本焼杉の板張りと二階までの空間を一つに包む大屋根で構成し、一見平屋を感じさせる意匠としている。近隣や通行人からの視線を回避した平面計画は住み心地を追及し、内部空間は化粧の梁が和の印象を与えてくれる。大屋根を活かしたリビングの吹抜け天井は空間に広がりをもたらし、フロアを程良く繋ぐことで家族の気配を感じさせる役割を果たす。 温熱環境をバリアフリーにした安全で安心の住まいになっていると思う。 山口県下関市長府中土居本町 2014,9 竣工