社長日記
住まいの基本を考える
2019-12-02
この前、TOTOミュージアムで開催されている建築家 堀部安嗣 氏の建築展に行った時に持ってなかった本は全て買った(^^)
その本を仕事の合間に読んでいる!!
今読んでいるのは「住まいの基本を考える」という本だが、読んでいると住まいに対する考え方を違う角度から見る事が出来たりして、なるほどなぁって納得出来る事があったり色々と気付かせてくれるので凄く面白い(^。^)
本を読む事で感性が豊かになり良い刺激を受ける事は多いが、私はデザインを真似する様な事は絶対にしたくない。これだけは心に決めている。
ただ、三寸勾配の切妻屋根や方形屋根など堀部氏の建築と私の建築デザインはちょっと近い感覚を以前から感じていた!!
だから好きな建築家の一人なんだと思う(^.^)
人は居心地の良さを常に求めながら生きている。
川遊びに行き、そこが暑ければ木陰を造って暑さを凌ぐ工夫をする。ごくごく自然といえば自然な事。住まいも同じ事。風雨から身を守り日射を遮り、土地の上により快適な環境を形成していく。
軒というものがどれだけ住まいに影響を与えているか…
堀部氏が手掛けたガンツウという船。
昔からある屋形舟を思わせるその姿はとても美しい。軒がある事で瀬戸内海の景色を船内になんとも言えないバランスで取り入れてある。
空間の演出は軒先が創り出していると言って良いほどに…
この本を読んで再確認出来た事に感謝すると同時にT- styleならこうするけどなぁ〜なんてちょっと生意気な事を考えながら過ごした今日という一日だった。