社長日記
雰囲気を感じる事
2020-11-23
世の中には色々な設計士さんがいると思う。
今日は先週、正式にオファーを頂いたプロジェクトの雰囲気を感じに行って来た。
何をもって描くのか…
その意味を探りに…
その場所に流れている時間…
空気感というその場所にしかない魅力…
光や風、音や気配などの見えない素材…
必要な物と不必要な境界線が何でどこなのか…
その場所にまずは自分の身を置いてみて、感じる物や気付く事を設計しデザインするという事で、私の場合はここが一番必要な時間でもある。
建築とは空間であり、空間はその環境と常に調和する事が大切であると考えている。
そして私が生み出した建築によって、周りに対して刺激にもなり、癒しにもなり、栄養にもなる。
建築という存在がどれほど重要な意味を持ってそこに存在するか…
私が今、この場所に描こうとしているものは、築130年以上経った武家屋敷のこれまでの歴史とこれから始まる新しい歴史を繋ぐもの。
このお店の命とも言える大切な宝箱だと考えている。