concept
北側に雄大な青山を望む閑静な住宅団地の中での計画である。今回のテーマは二つの庭と山を如何にして自然なカタチで建物内に取り込み、室内と屋外の境界線が曖昧な関係にする事で人の心にゆとりをもたらす事の出来る住宅を創る事だった。家全体を一つに繋ぐ事で感じる事の出来るのは二つの気配。
四季を含めた自然環境の気配、そしてそこに住まう家族の気配である。
住宅においてこの二つの気配は必要不可欠の要素であると考えているが、それぞれの気配はさりげなく繋がる必要があると思っている。
ご希望の回遊出来る動線と連続性のある空間を創る上で考えた事はフロアレベルを変える事だった。
程良く高さの違う空間が各スペースの独立性を生み出し、スペースを有効に活かす事が出来ている。
東側からの目線も空間をスキップさせる事で回遊する事が出来ている。
室内と屋外の環境を程良く繋ぐ距離感を大切にする上で考えたのは錯覚してしまう玄関までのアプローチにある。ガレージから格子戸を引いて入った空間はまさに外。しかしその先には家族の温かみが広がっている。さらに玄関ドアを開けると目の前に広がる坪庭。中庭を見ながら「ただいま」をする。
キッチンから見る二つの庭と家族の気配。この気配は2階とその先のロフトまで繋がっている。
中庭という空間を室内と捉えるならば、この住宅は全てが一つに繋がっていると言える。
また様々なシーンで色々な住まいの居心地を感じられ、住んでいて楽しくなる住宅だと思う。
ご夫婦共通の趣味であるボルタリングは屋外と室内の両方で楽しめ、その壁は生活をデザインし、見て楽しめ登っても楽しめる場として特別な空間になっていると思うがお願いだから落ちないで欲しい。
溢れんばかりの要望を、やっと見つけた土地に一つ一つ積み上げ家族の想いがここにカタチとなった
四季を含めた自然環境の気配、そしてそこに住まう家族の気配である。
住宅においてこの二つの気配は必要不可欠の要素であると考えているが、それぞれの気配はさりげなく繋がる必要があると思っている。
ご希望の回遊出来る動線と連続性のある空間を創る上で考えた事はフロアレベルを変える事だった。
程良く高さの違う空間が各スペースの独立性を生み出し、スペースを有効に活かす事が出来ている。
東側からの目線も空間をスキップさせる事で回遊する事が出来ている。
室内と屋外の環境を程良く繋ぐ距離感を大切にする上で考えたのは錯覚してしまう玄関までのアプローチにある。ガレージから格子戸を引いて入った空間はまさに外。しかしその先には家族の温かみが広がっている。さらに玄関ドアを開けると目の前に広がる坪庭。中庭を見ながら「ただいま」をする。
キッチンから見る二つの庭と家族の気配。この気配は2階とその先のロフトまで繋がっている。
中庭という空間を室内と捉えるならば、この住宅は全てが一つに繋がっていると言える。
また様々なシーンで色々な住まいの居心地を感じられ、住んでいて楽しくなる住宅だと思う。
ご夫婦共通の趣味であるボルタリングは屋外と室内の両方で楽しめ、その壁は生活をデザインし、見て楽しめ登っても楽しめる場として特別な空間になっていると思うがお願いだから落ちないで欲しい。
溢れんばかりの要望を、やっと見つけた土地に一つ一つ積み上げ家族の想いがここにカタチとなった
山口県下関市勝谷 2015,4 竣工